『パーフェクトソフトウェア』を読んだ
前々からウェブ上で「テストファースト」とか「TDD(Test Driven Development)」を見かけて気になっていて、実践してみたいと思っていたんだけどなかなか実践できていなかった。そんな中本屋をぶらぶらしてるとこの本を見つけ、気になったので買ってきた。
思ったこと
- そもそも自分がテストファーストやTDDという概念についていまいち理解できていない。テストが必要なほどのプロジェクトに関わってない、と自分が思っているのもあると思う。
- マシンを使って行うことだけがテストじゃない。
- 完璧を目指さないということは重要。そもそも無理。
- 人間関係、コミュニケーション大事。
- テストに対して恐怖を抱かない。
- テストに対して恐怖を抱くような環境を作らない。
- 前から感じていたんだけど、「テスト」というの用語自体がこの本で述べられているテストについて言い表せていない感じがする。なんというか、自分の中では「テスト」=「定期的な点検」(いわゆる学校の試験とか)という認識があってどうしてもそっちのイメージが強くなってしまう。そういうよりは「継続的な習慣」?と言った方が近い感じ。
- テストを行っている環境に対するテスト(=メタテスト)も重要。
- うまくテストしないと、テストの結果が役に立たなくなる。
- なぜテストをするのか?という視点は忘れちゃ駄目。
- 「テスト」=「情報の共有」
- うまく情報を使う。
- テストというのは別にソフトウェア開発に対してのみ当てはまるものじゃない。
- テストを行うのは脳。
- 「何が欲しいか」によって何をテストするかが決まる。
分からない(知らない)
- ○○テストという用語全般
- ○○の誤謬という用語全般
名言(ぐっときた)
"キーを打つかどうかにかかわらず、何らかのアクションに影響を及ぼす情報を求めるものでなければ、テストとは呼べない。"(p.144)
- 作者: ジェラルド・M・ワインバーグ,伊豆原弓
- 出版社/メーカー: 日経BP社
- 発売日: 2010/05/27
- メディア: 単行本
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